悪性リンパ腫の治し方

悪性リンパ腫の種類と検査

悪性リンパ腫の分類
悪性リンパ腫は、癌の組織細胞の違いにより様々に分類されています。大きく分けると「ホジキン病」と「非ホジキンリンパ腫」の2つなのですが、そこからさらに癌細胞の増え方や形、細胞の種類(B、T、NK)等によって、マントルセル、濾胞(ろほう)性など、30種類以上ものタイプに分類されているのです。そのため、悪性リンパ腫とひとくちにいっても、その病型や年齢、状態や病期(進行度)により治療方法は異なるのです。このような複雑な性質から、悪性リンパ腫は専門である血液内科以外の医師には十分な知識のある者が少なく、早...
悪性リンパ腫の生存率
悪性リンパ腫は、いくつかの病型で治療効果の高い方法が見つけられ、その生存率は他のがんと比較して高くなっているのです。がんは治療を始めてから5年再発が認められなければ、治癒したとみなされます。がん治療の成果を示す数値の目安として、5年生存率は様々ながんにおいて採用されています。悪性リンパ腫は、がん細胞が増える速さにより低悪性度、中悪性度、高悪性度に分類し、さらに進行度によって「ステージ(病期)」を判定します。治療の成果や5年生存率は、病期によって異なります。悪性リンパ腫の病期ごとの5年生存率は、ホ...
悪性リンパ腫と白血病の違い
悪性リンパ腫とリンパ性白血病は同じ血液の病気ですが、似ているようで全く違うものです。リンパ性白血病は、白血病の中でリンパ球にがん細胞が発生するという病気です。リンパ球ががん化し悪性腫瘍となる部分は同じですが、癌化した細胞が増殖する場所が、リンパ性白血病の場合は、悪性リンパ腫とは違って骨髄や血液なのです。このような簡単な説明では、悪性リンパ腫とリンパ性白血病の違う点を理解するのはなかなか難しいものですが、血液が作られていく方法と病気との関係が理解できれば幾分理解できるのではないでしょうか。血球(白...
悪性リンパ腫を発症する部位
悪性リンパ腫とは、扁桃や脾臓、リンパ節などのリンパ系組織の細胞が癌化する病気です。血管と同じように全身に細い管のように広がるリンパ管と、同じように全身に存在し、リンパ管の間に存在するリンパ節とでリンパ系組織は構成されています。リンパ節には感染症を予防する為の細胞を作り、蓄える働きというものがあります。リンパ系組織は骨盤や足の付け根、腹部、脇の下、頸部に特に集中していますが、扁桃・脾臓・胸腺にも存在します。悪性リンパ腫は、このようにリンパ管やリンパ節が全身に存在しているために、全身の様々な部分で起...
稀にみられる悪性リンパ腫
悪性リンパ腫の中で、40〜50代に発症率が高いとされている骨の悪性リンパ腫という病気があります。「細網肉腫(さいもうにくしゅ)」と呼ばれるこの病気は、骨と骨以外の身体の様々な部分で発生したがん細胞が、骨へと転移して発症するのです。細網肉腫を発症すると、腫れやジンジンと疼くような痛み(疼痛:とうつう)などの症状が現れ、骨ががん細胞の組織を侵されるために骨折を起こしやすくなり大変危険です。手術で腫瘍を取り除いた場合と、放射線療法と化学療法を並行して行なう治療とでは、治療効果に大差はないとされています...
子供の悪性リンパ腫
悪性リンパ腫は、癌化したリンパ球がリンパ節内部を占め、血液内部にまで流れ込んで血液の働きを鈍らせてしまう病気です。白血病と同じくリンパ球が癌化しますが、白血病のように骨髄には発症せず、リンパ節にのみ発症するのです。小児悪性リンパ腫は、5歳から11歳で発症率が最も高く、4歳以下での発症はほとんど無いようです。症状は、足の付け根や脇の下のリンパ節に生じる痛みのない腫れや体重の減少、寝汗をたくさんかいたり発熱、息切れや喉が腫れて物が飲み込みにくくなる等です。悪性リンパ腫は骨髄は侵されず、病変がリンパ節...
皮膚の悪性リンパ腫
悪性リンパ腫の中には「菌状息肉症(きんじょうそくにくしょう)」と呼ばれる、皮膚に症状が現れる疾患もある事をご存知でしょうか。発症する年代は特定されていませんが、成人する年代から高齢者にかけての発症率が高く、女性よりも男性の発症率が高くなっています。菌状息肉症の初期は「紅斑期」と呼ばれ、褐色や薄い紅色の発疹(紅斑:こうはん)が背中、腹部、腰、太腿周辺に見られるそうです。痛みやかゆみを感じることはなく、大半はこの紅斑期で進行が止まる様です。しかし、一部は「局面期」や「扁平浸潤期」という段階へとさらに...
悪性リンパ腫のがん細胞と闘うリンパ球
悪性リンパ腫を発症する血液やリンパ組織は、体内でどのような働きをしているかご存知でしょうか。血液を構成するのは、血漿と血球です。血漿はその大半が水分で、血球は止血の働きをする血小板、養分や酸素を運搬する赤血球、ウイルスなどから身体を守る白血球の3つに分けられています。血球の成分となるのは骨髄で作られた幹細胞で、それぞれの血球へと進化して血液中へと流れていきます。悪性リンパ腫と深い関係があるリンパ管は、血管のように全身に存在しています。リンパ管の中にはリンパ液が流れ、血液や体内で処理不可能なウイル...
悪性リンパ腫の原因と症状
悪性リンパ腫は、放射線や化学物質の他にもさまざまな原因があると言われている事をご存知でしょうか。病原体もそのひとつで、非ホジキンリンパ腫の一部では、エプスタイン−バー・ウィルス(EBウイルス)が発症と深い関わりがあると言われています。また、ヘリコバクター・ピロリ菌は胃の悪性リンパ腫と関わりがあると考えられ、C型肝炎ウイルスやヒトヘルペスウイルス6型、8型も原因になり得るとされているのです。悪性リンパ腫の初期症状であるリンパの腫れは、痛みがないことから早期発見が困難で、大きく腫れたり、複数箇所のリ...
悪性リンパ腫で起こるリンパの腫れ
悪性リンパ腫になると、リンパに腫れが生じる場合があります。しかし、腫れを生じる原因は、悪性リンパ腫以外にも色々な事が考えられます。例えば一般的な風邪でもリンパが腫れることがありますし、また、部分的な炎症が起きた場合にもリンパが腫れることがあり、風疹や結核、梅毒などさまざまな病気の症状のひとつとして腫れを生じる場合もあるのです。また、白血病やがんが転移した場合など、大きな病気の症状のひとつとしてリンパが腫れるケースもあります。このようにリンパが腫れるという症状にはさまざまなことが考えられるため、そ...
悪性リンパ腫の検査 −生体検査−
悪性リンパ腫の検査方法のひとつに、生体検査というものがあるのをご存知でしょうか。生体検査の方法は、大きく分けて3種類あります。1つ目は、「リンパ節生検」という検査方法です。局部麻酔をかけた上でリンパ節を切除し、組織内の癌細胞の有無を調べます。通常は首周辺のリンパ節を切除することが多い様ですが、症状によっては別の部位のリンパ節を切除する場合もあるようです。2つ目は、骨髄穿刺という検査方法です。血液は骨の中にある骨髄というところで作られますが、そこに針を刺しこんで生体を採取し、がん細胞に侵されていな...
悪性リンパ腫の検査 −画像診断−
悪性リンパ腫の検査は、画像診断によっても行われるのです。リンパの腫れなどの表面的な症状は通常の診察で判断できますが、身体の中がどんな状態になっているかという事は、CTやレントゲン検査などの画像診断でないとわからないためです。悪性リンパ腫の画像診断にはいろいろなものがあり、状態によって適した検査が行われます。画像診断で一般的に馴染みがあるのは、X線検査(レントゲン撮影)でしょう。炎症などがある場合にはその箇所がレントゲン写真では白くなり、病変を確認できます。同じX線を使う検査には、CT検査というも...
悪性リンパ腫は早期発見、早期治療が重要
悪性リンパ腫はリンパ節を中心にできる血液の癌の事であり、全ての癌の3%を占めています。大体日本人で10万人に8人程度、年間1万人弱の人が悪性リンパ腫を発症し、日本の南の地方で多い病気と言われているのです。悪性リンパ腫は、大きくホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫の2つに分けられ、非ホジキンリンパ腫はリンパ系組織のタイプにより更に数種類に分かれています。ホジキンリンパ腫は20代の女性や60代の高齢者がかかりやすく、非ホジキンリンパ腫は60代が一番発症しやすいと言われています。リンパ系組織は全身に広...

悪性リンパ腫の種類や治療法などを分かり易く紹介します

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